BigBoss新庄 名言集

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▲ご本人のTwitterより

本日朝より、各メディアで取り上げられている新庄BigBossの「つぶやき」ですね。

あまりに同感なので、急ぎ言及したい衝動にかられ(笑)。

 

「努力をしてない人間」の部分、

私が良く使う別の表現は、

「能力MAX」

です。

 

この場合の「能力」は持って生まれたそれを指すのではなく、後天的なものを指しています。

私とお付き合いのある方はよくご存じかと思いますが、

スキルアップ

自己研鑽、

セルフイノベーション

等のプロセスを選択する人を、私は好みます。

またこの場合、分野や方法論は問いません。

つまり、何でもいいから努力をする人の事を指しています。

 

逆に言うと、

努力をしていない人は本当に残念に感じます。

そして努力をしないが故に、自らの能力に「天井(キャップ)」を設けてしまうのですね。

更に言い換えれば、いつも何かに「ぶら下がっている」タイプの人ですね。

 

不思議なものですが、後者のような人は「ぶら下がっている」対象物(会社など組織や上司や配偶者など人物とか)を視野に入れて思考するためか、自らの「能力MAX」を客観視する事が出来ず、その対象物(相手)に刃が向くようです。

 

だからなのか、

自らの処遇を「すぐ人のせいにし」、

満足いかない現状に対して「不貞腐れる」ようです。

また自己研鑽が面倒くさいのでしょう、「自分から逃げる」行動を無意識に選択しがちですね。

 

オチのないそれこそ「つぶやき」のようなblogになってしまいましたが、

いつの時代にも現れるこういうタイプの人間。

ですが、年の瀬が迫りつつあるこの時期に、我がBigBossがつぶやいてくれたことで、

この2021年のうちにblogとしてこの場に書き留める機会をもらえたのだと捉えたいと思います。

 

「新年には持ち越さないで良いよ」と。

スキルよりスタンス

先日、ちょいとばかり稀有な体験を。

会社のinfoアドレスに金沢大学の学生さんから問合せメールが入り、インタビューを受けることに。

なんでも、地域密着企業の研究を卒論のテーマにしているのだとか。

 

創業の背景、(サービスイン時)新規顧客獲得の工夫、マネタイズの仕組み

などが複数社にヒアリングしているアジェンダのようで、私も漏れなく回答したわけですね。

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一通りのインタビューを通しながら会話が拡がって行ってしまうのは、ほら、

いつもの良いような悪いような癖でしてね。

企業としての成長戦略に話が及び、人材戦略やブランディングなどについて話題が拡大すると、いつのまにやら「インタビュー」が「コーチング」に変化…。

「30分程度のインタビュー」の予定が、あっという間に1時間オーバーさ。

 

けどでも、あれですね。

こういった時間は本当に有意義ですよ。

これからの日本を支えてくれる可能性を秘めた若者との会話ですもの。

 

人材戦略については「スキルよりスタンス」、

ブランディングについては「理念やビジョンの共有浸透方法」、

などなどを解説。

「CIは知っているかい?」

「はい」

「VI、BIは?」

「…なんでしょうか?」

 

特にBI、ビヘイビア・アイデンティティーが初耳だったようですね。

人材についても、「スタンス」についてが馴染みが薄かったようで。

 

「本日はお忙しい中、ありがとうございました」

に始まるお礼メールも頂戴したけど、

むしろこちらの方がありがたい機会を頂いたと思っていますよ。

 

社会に出る前にスタンスの大切さを認識し、

普段の不断の振る舞いや言動を丁寧に行うことの重要さに気付いてもらえたなら、

ね。

ウォンツをシーズでニーズ化する

呪文ではありません。

 

WantsをSeedsでNeeds化する。

書き換えるとこうなります。

 

前職時代の長いキャリアの中では、何度か年間優秀賞の類の表彰を頂いたことがあります。

このフレーズは、その何度かある栄誉の授賞式の場で、スピーチを披露した際に使用した言葉です。

その時の主催者から頂いたスピーチのテーマは、

「なぜ売れ続けることができるのか、を説いてほしい」

というものでした。

 

そうです。

お相手のニーズに応えることができれば、サービスの提供は成立します(要するに『売れます』)。

重要なのは、売れ続けることなのです。

 

 お相手が同じでも、かわっても

 エリアが同じでも、かわっても

 提供サービスが同じでも、かわっても

 景気が良くても、悪くても

 ・・・etc.

つまり、あらゆる条件下でも成果を出し続けるためには、

健在ニーズに対応するだけでは難しいのですよね。

ウォンツ(Wants)を探り、お相手のまだ気づいていない潜在ニーズに先回りしてご提案差し上げる。

意外と、この差が決定的な結果ギャップを生み出しますよね。

いつの世も。

 

ただ、この成果を創出するためには、

潜在ニーズへの対応を可能にするだけのシーズ(Seeds≒アセット)を整えておくことが、必要条件となりますがね。

 

果たして、その準備は十分でしょうか。

コロナウィルスの影響で、ビジネスの常識もすっかり変化してしまいましたが。

 

 

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悲痛…

表現力に長け、リング上のファイトから「伝わってくる」レスラーだった。

いま時点のキャリアと年齢を考えると、間違いなく将来大化けするポテンシャルだった。

 

運動神経や身体能力は人並みだったらしい。

けど、手足の長さやスタイルの良さ、何より表情の豊かさには抜群の才能が。

その意味では、持ち前の負けず嫌いからくる努力家としてのパワーは、いかに「伝わるか」を表現する、という事に注がれていたのだと思われる。

 

相手の攻撃をまっすぐ受け止め、

自分の攻撃もまっすぐ放ち、

観客の反応もまっすぐ感じ取る。

 

まっすぐな努力家だから、

SNSのコメントもまっすぐに受け止めてしまったのかも知れない。

 

そう思うと、本当に残念で、悲痛。

 

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▲本人のInstagramより引用

 

最後のInstagramで一緒に写るネコちゃん。

最後の最後、夜中のシャッターが下りた道場前に、カゴに入れてそっと置きに行ったという。

その後の、家までの帰り道は、どんな思いで歩いて行ったのか…

 

そんなことを想像すると、本当に胸が張り裂けそうになる…

リーダーとしての「ことば」と視野視界と

ここしばらく、大阪の吉村府知事から目が離せない。

 

コロナ禍における府対策と国との狭間における、

国政に対する歯に衣着せぬ物言いや、国のフットワークの重さに対する指摘の舌鋒の鋭さは、痛快さの極みだ。

そして、昨日5月4日の某報道番組にて言及された緊急事態宣言の大阪府独自の出口戦略、いわゆる「大阪モデル」に関する発言には、ある意味で感銘を受けた。

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大きくとらえると、ポイントは2つあると思う。

 

1つは、その伝え方にある。

見事に「自分のことば」になっているのだ。

「大阪モデル」なる出口戦略の根拠の1つとして、「経済も命である」と表現。

これは、感染症の専門家会議をベースとした国の緊急事態宣言の延長判断が、ここまでの総括の不足や経済側面の専門家視点の欠如を指摘したくだりの中で出てきた表現だ。

 

事前に準備されたシナリオをただ流暢に、ひたすらスマートに「発表する」のとは質が違う。

そんなものは、司会やタレントに任せておけばいい。

吉村氏の「ことば」には温度を感じるし、リーダーとしての気迫が伴っている。

 

だから「伝わってくる」のだ。

 

もう1つは、率直に感じたままを言うなら、頭の良い人だな、と。

もしくは、バランス感覚の良い人だな、と。

 

恐らくそもそも、緊急・重要度のマトリックスフレームが、そうとう初期の段階から思考の中に準備されていたのではないだろうか。

 

事ここに至っては、中小零細企業における財務状況は待ったなし。

そして何をもって「待ったなし」なのかというと、吉村知事曰く「命を伴う」レベル。

つまり「あってはならない事ではある」ものの、財務的にひっ迫した中小零細企業の経営者はじめ、社会的責任を伴った方々の命に及ぶ可能性についてを、これまでの歴史的トピックスや数字的論拠をもとにして言及。

まったくもって共感できるし、明確な論拠が下地に存在するので説得力が違う。

 

緊急事態宣言発信当初は、ウィルスの感染拡大防止そのものが緊急度・重要度共に高かった。

しかしながら宣言発信から1カ月経過した現在においては、経済活動自粛に伴う中小零細企業の財務状態も、もはや緊急度がのっぴきならない事態になってきている。

 

「経済も大事」であることは誰もが当初から謳ってきていた。

いわゆる重要度が高いこと、はわかっていたということだ。

しかしながら、緊急度もいずれは高まってくるということについては、想定をどれだけしてきていたかによって、判断が異なってくるはずだ。

つまり吉村知事の場合は、当初よりこのフレーム内での想定がなされていたのではないか、と推察される。

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緊急重要度のマトリクス

 

緊急度も重要度も高い物事には、誰もが反応する。できる。

リーダーとは未来を創るために、率先して人々を引っ張っていく存在。

求められるのは、まだ緊急度がそう高くはない段階において、重要度の高い物事に着目し、いざというときのために準備を整えておける事なのではないだろうか。

共感しまくりのコミュニケーション

ココロ洗われるメールを頂戴しました。

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つい先日、新規でお取引を開始した会社さんからなのですが、本メール、私からお送りしたメールに対してご返信下さったものなのです。

 

いま、ちょっとしたものを制作準備しており、先日その第一案が先方から届いたのですね。

悪くはない。

悪くはないのですが、平均点くらいかな、という感じ。

 

視点を変えて再考してもらおうとボツの連絡を入れたのですが、その際、

「ちょっと細かいかも知れませんが、ご容赦ください」

とフォローのつもりで、私はメールの文末を結びました。

上記添付のメールは、その返信です。

 

何が嬉しいって、段落の3つ目です。

「サービス向上を目指す自分にとって、細かい意見は嬉しい」

とあるではないですか。

 

 

伝わった!

もっと言うと、

見つけた!

という感じでしょうか。

 

スタンスを同じくするパートナーを、です。

 

最近、取引先や提供サービスの「当たり前品質」に悩まされることも少なくなかったので、ホント、心洗われる出来事でした。

「二流は過程にこだわる 一流は結果にこだわる」

って本当か!?

 

ちらほら目にする名言的なやつだが、私は違和感を覚える。

 

私がキャリアを積んできた前職時代は、「業績達成は当たり前」の風土の中で鍛えられてきた。

つまり、「結果を出すのが当たり前」が、デファクトスタンダードの日常である。

 

だが確かにだから逆に、

目標達成さえすればいいと(だけ)考えている営業メンバーがいたのも事実だし、

納期納品まずありきと一杯いっぱいになっている制作メンバーもいた。

つまり、結果を出すことがGOALのすべてになってしまっているという事かな。

 

私から言わせれば、そんなメンバー(仕事の取組み)の方が二流のレベルと感じてしまう。

 

(それで飯を食っている)プロである以上、結果を出すのは当たり前。

しかしもっと重要なのは、結果を出し続ける事である。

 

先ほどの、結果がすべてになってしまっているメンバーで言うと、プロセスが疎かもしくは雑になっている者が残念ながら多い。

営業で言えば刹那的な狩猟型スタイルになっていたりするし、

制作で言えば納品物にクォリティが伴っていなかったりする。

 

なぜか?

(自らにとっての)短期GOALの達成がすべてになってしまっているからである。

(逆説的論理展開になってきているかな?)

 

ところが結果を出し続けるプロフェッショナルの場合、

営業で言えば取引先である顧客の満足度が満たされ続けていたりするし、

制作で言えば納品物(広告や販促ツールなど)が勝手に新規顧客を引き寄せたり客単価をアップさせたりすることもある。

 

なぜか?

(相手にとっての)課題解決にゴールが設定されているからである。

 

 

え?

そのレベルになると、もはや超一流じゃないですかって?

 

いやいや、

結果を出すのは当たり前。

プロセス(過程)が伴った結果を出す(出し続ける)レベル。

それがプロフェッショナルとしての仕事の「当たり前品質」だと思う。

 

このレベルでこそ、まだ一流でしょ。

 

 

 

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